相続税の節約を不動産ですることができるって本当?
相続税の対策を、不動産で行うという人が増えてきました。
バブル時代、日本では「土地は持っているだけでどんどん価値が上がっていく」と言われていました。
なので、みんなが土地を購入して価格上昇を信じていたのです。
しかし、今はどうでしょうか?持っている土地の価値が、どんどん目減りしていってしまっている…というところも少なくありません。
そう、不動産の価値が黙っていても上がる時代は終わったのです。
そのため、多くの人が今は「現金でお金をためておく」ということに拘っています。
現金でお金をためておけば、いざという時に使えるし子供や孫に渡すことができる。そう考えて、多くの人がお金を銀行にため込んでいます。
でも、そうやってお金を貯めたとしても今は金利がとても安いですよね。
それこそ、以前は銀行や郵便局の金利が高く預けがいもありましたが、今は金利が安いのでいくばくも変わらなくなっています。
そして、現金だと「相続税」の問題が残ります。
簡単にいえば、1億円の資産を相続したとして15パーセント程度が相続税としてかかってくると言われています。
これはかなりの高さですよね。
税金で1000万円単位のお金を持っていかれるのはきついです。
今は生前贈与といって「生前に少しずつお金を子供に渡して相続税がかならないようにする」と言う人もいますが、それができる家ばかりではありません。
不動産で資産をもっておくことの意味
そこで、登場するのが「資産を不動産に変える」ということです。
資産を使って家を建てたとしますよね。もしそこに子供も一緒に住んでいれば、「財産評価」などの面から相続税を払う必要がなくなるそうです。
これ以外にも、賃貸物件にした場合などは有利になるとか。
もちろん、現金で残したいという人もいますので「絶対に」というわけではありませんが、相続税を減らしたいと考えている場合ならこの方法がオススメですよ。
※参考サイト:ノムコム60・相続税を減らす生前の不動産対策
このように、不動産を使って節税をするという人もめずらしくありません。
税金はとにかく高いですから、特に多額の資産を持っている人などは「できるだけ相続税がかからないように工夫をする」ということが必要になるのではないでしょうか。
節税をすることで税金を減らすことができれば、それは嬉しいことですよね。
このような節税方法をしっかり学んでいくということは大切なことです。
ぜひ、資産をお持ちの方は相続税についても考えてみて下さい。