とにかく暮らし良い街、富山県の砺波市
チューリップの球根を作っている街として有名なのが、富山県砺波市、農園がそこかしこに点在している散居村の風景は非常に美しく心を穏やかにしてくれます。
この砺波市ですが、東京経済新報社発表、子育て世代の移住幸福度ランキングにおいて、堂々の第二位となっているのです。
1位から3位までを見てみるといずれも北陸3県が独占、北陸は今、移住という点で高く注目されえているエリアとなっています。
上野駅から北陸新幹線に乗って2時間40分、在来線に乗り換え20分くらいで到着、大阪に行くのとほぼ変わらないくらいの時間で行くことができるのが砺波市です。
駅舎は観光案内などがありますが、その中で見るのはほぼ学生、そのほか、地元の方々の足は車、都市部では通勤通学の足、日ごろの足は電車ですが、地方に来るとこうした車社会を思わせる光景が多いといいます。
飲食店や商店、病院などがある駅周辺エリアから離れると、都市部では見ることのできない美しい田園風景を見ることができるのです。
美しい田園風景の中に時折顔を出す昔ながらの古民家、この風景こそ、砺波市に移住を希望する人たち、憧れの風景といわれています。
家から出てすぐに農作業、田んぼとの暮らしがある砺波市
通常田んぼは家の近くにあるというよりも、離れたところにあり、そこまでいって野良仕事をするのが通常です。
しかし砺波市の場合、家から出てすぐに農作業ができるようにと、自宅の周辺が田んぼとなっています。
この風景こそ、散居村と呼ばれる要因となっているのです。
このあたりは昔からほとんどの女性が働いている、子供が小さくても仕事を継続できる環境を持っています。
昔は日本でよく見られた三世代同居、祖父母、母父、子という暮らしがここにあるのです。
三世代で暮らしているので、祖父母が子供の面倒を見てくれる、また農家でもともと家が広いということもあり、家族が一緒に暮らしやすい形態を持っています。
砺波市の三世代子育て負うお延給付金とは
砺波市では三世代子育て応援給付金という制度が利用できます。
三世代同居で、孫世代のお子さんが0歳から2歳、この間自宅での育児を行った場合に、子供一人、1度に限り給付金最大10万もらえるという制度です。
こうした制度があるため、祖父母ごとの移住等も積極的に行われているという特徴があります。
田舎暮らしができるということもあり、都会の子供のところに行くのは嫌だけれど、こうした砺波市のような田んぼ、美しい自然いっぱいのところに行くという事ならOKという祖父母も多いといわれているのです。
物価が安くスーパーが多いということも、この砺波市で暮らしやすい要因となっています。
富山湾でとれた鮮度のいい魚、地元でとれる野菜、とにかく食に困る事のない街で競争が激しく物価が安く抑えられていることも魅力の一つです。